学習療法とアクティビティケア [健康]

学習療法は一般的には痴呆症の予防に効果的であると考えられていますが、もうすでに痴呆症が進んでいる場合でも症状を遅らせることが可能なのだそうです。

アクティビティケアの現場でも学習療法を行って、人格が崩壊するまで進ませないようにする試みが行われています。

特別老人養護施設ではこのアクティビティケアが行われているところが増え、そこで学習療法がおこなわれているというわけです。

つまり痴呆症が進んでしまっていても、人格崩壊にまで進ませないように、学習療法を行っていることが非常に多いのです。

本当の痴呆症は非常に悲惨なものですが、そこでもやはり人間の尊厳があるので、尊厳を保つのが学習療法となります。

学習療法が最も真剣に取り組まれているのが、アクティビティケアの現場になっているといってもいいかもしれませんね。

アクティビティケアというまさしく「最後の最後になっていく介護」で非常に重要な役割を果たしているのが学習療法です。

学習療法はアクティビティケアを行っている現場では、新たな介護の場面を広げたとも言われているのだそうです。

いうなればただ、現状をキープするためではなく、アクティビティケアでは学習療法を介護する方に行うことで回復も目指すことが多いそうなのです。

そのためにかなり学習療法の行い方についての研究も進められ、よりよいアクティビティケアを目指しているのだそうです。

もう痴呆症に陥ってしまったのであれば回復することは難しく、悪化するしかないといわれた中で光明を見出させたのが学習療法です。

脳は使わなければどんどん劣化していきますし、痴呆症であればなおさらですから、そこから脱出するためにアクティビティケアで行われているのが学習療法です。
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